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『黒澤明vs.ハリウッド―』を、読んで観る。 

20世紀映画界最大の謎。
映画の怖さと素晴らしさ。


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黒澤明vs.ハリウッド―『トラ・トラ・トラ!』その謎のすべて / 田草川 弘

日本人にとっても、世界の映画ファンにとっても、黒澤明と言う監督は

映画の歴史にそびえる巨大なランドマークであり、避けては通れず、

見過ごすにはあまりに大き過ぎる存在だろう。

達也が映画を見始めたころには、黒澤は世界の黒澤であり、

『影武者』の勝新太郎との衝突、解任劇をへて『乱』へと至る、

後期の黒澤明しか記憶に無い。 人気blogランキングへ

また『赤ひげ』以降の彼の映画は、同じ監督のものとは思えないほど

あまり良いとは感じられずにもいた・・・。

しかし、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞の『羅生門』から『七人の侍』、

『隠し砦の三悪人』、『赤ひげ』と続く彼の作品を並べてみても、小津安二郎、溝口健二、

成瀬巳喜男らと共に、世界に誇れる日本屈指の名監督の一人であることは間違い。

映画がモノクロからカラーに変わり、テレビの普及と映画の斜陽化。

そして、時を同じくして黒澤を襲った悲劇は、彼の描こうとしたシェイクスピアの

悲劇と相似的関係であり、また邦画が娯楽の王様から転落してゆくタイミングとも

シンクロして、非常に興味深いものがある。

その時に黒澤監督が手掛けたエポックな映画が、20世紀フォックスが

社運を賭けた超大作映画、日米合作の『トラ・トラ・トラ』である。

その―『トラ・トラ・トラ!』の解任劇を巡る謎に迫って黒澤を新しい視点から

描ききった傑作が、田草川 弘著作の『黒澤明vs.ハリウッド』だ。

この本を書店で目にし、あまりの面白さと多くの発見に、ぜひこの映画レビューで

採り上げたいと思っていた。

そして、黒澤とハリウッドが果たせなかった20世紀の映画の夢を、

昨年『クリント・イーストウッド』監督とそのクルー達が、

違う形ではあるが達成したことと関連させて考えてみたいと思うのです。

ただ、書籍だけでも500ページ近いボリュームがあり、

黒澤が世界の映画界に与えた影響(ルーカスやコッポラ、スピルバーグ)

も含め、数回に分けたレビューにしたいと考えております。

to be contenuum・・・・・


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『手紙』を、ブルク7で観た。 

人は言葉に出来ない思いを、手紙に託す。

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『ニライカナイからの手紙』、『硫黄島からの手紙』、そして今回の『手紙』と、

最近観た映画は『手紙を』モチーフにしたものが多いように思える。

郵政公社民営化の影響もあろうが、『手紙』には、人を動かすチカラがあるからだろう。

特に今回の映画『手紙』は、タイトルもズバリ、そのまま物語の縦軸となっている。

梅田のシネコン「ブルク7」でも公開延長とあって、金曜の夜に観て来ました。

E-maビルの10階にあるスクリーン4は、そう大きなキャパではありませんが、

まあまあの入り。二段目最前列のシートをキープして、じっくり観劇(感激)の準備良し。

ストーリーは、罪を犯した兄と、それに傷つき悩みながら生きる弟を、手紙が結び、

ついに贖罪と魂の再生を迎えるというお話しだ。    ブログランキング

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両親を早くなくした兄の武島剛志(玉山鉄ニ)は、何とか弟の直貴(山田孝之)の学費を

稼ごうと遮二無二働いた挙句、腰を痛めて勤め先の運送会社をクビになってしまう。

ついに兄は優秀な弟の進学の為に、空き巣に入った先で過って主婦を殺してしまうのだ。

その後千葉の刑務所に服役する剛志(玉山鉄ニ)は、弟と手紙を通じて

兄弟の絆を保つが、事ある毎に弟の直貴(山田孝之)は、罪人である兄の

存在によって人生の歯車を狂わされ、次第に絶望の淵へと追い詰められていく。

そして、ついに兄と決別するために、最後の手紙をしたためるのだった・・・。

原作ではミュージシャンとなっていた直貴の夢が、映画ではお笑い芸人となっている。

このことは、クライマックスでの伏線となっているが、漫才のレベルが

関西人の達也には納得できないのが辛い。直貴役を、メッセンジャーの黒田にでも

させると、凄いことになるのに・・・。でも、直貴に思いを寄せる由美子(沢尻エリカ)の

関西弁は許せてしまうのが不思議(単に贔屓でしょ!)。役どころや使い方も微妙なのだ。

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眼鏡・ギャル風・エプロン主婦と、沢尻ファンにはコスプレ7変化は嬉しいだろうが、

『パッチギ!』で魅せたあの存在感が伝わってこないのだ。ここは、ネイティブの

『池脇千鶴』か『上野樹里』をキャストしたいところ。  人気blogランキングへ

しかし、この映画が多くの人に支持され、感動を呼んでいるのには、2つの理由がある。

1つは、兄の剛志を演じた玉鉄こと玉山鉄二の演技にある。えっ!!! 玉鉄ってこんなに

演技上手かったっけ??? と、ビックリ。冒頭の面会シーンでの唇の振るえ、そして

クライマックスの鼻水を流して合掌しつつ弟の漫才を聴くシーンは、妻夫木を超える

泣きの演技で引き付ける。このシーンで泣かない奴は、人間じゃねー!

と、言われそうなくらいのレベル。ポケットテッシュくらいじゃ追いつきませんよ。

Complex: 殺人の罪の意識に加え、愛する弟を知らずに苦しめていた事を知った兄・剛志の悔恨の念と祈り。全てを込めた万感胸に迫るシーンだ。このシーンで幾つかのマイナスポイントも帳消しにしてしまった・・・。(まだまだ修行が足らんのう)
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おまけにこのラストでは、2つ目の理由である小田和正の『言葉にできない』が

流れてくる。涙腺のダムは、これにて決壊。場内はすすり泣きの嵐となる。

こんなに映画にマッチした曲は、ちょっと聴いた事が無い。

人は心にある口にできない思いを、文字に託して手紙を書くのだ。

『言葉にできない』は、実に心憎い選曲と言える。

♪ ~ あなたに会えて ほんとうによかった
           嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない~♪


また、被害者の家族で直貴に「これで終わりにしましょう・・・」と語る『吹越満』、

「差別の無い国を探すんじゃなく、君はここで生きるんだ」と諭す勤め先の電気会社の

会長を演じる『杉浦直樹』など、芸達者が映画を引き締める。

数々のドラマを手掛ける『生野滋朗』監督が、人気作家『東野圭吾』の小説を映画化した

実に味わい深いこの映画『手紙』は、カップルや家族での鑑賞を是非ゼヒ

おススメしたい一本なのです。

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木村拓哉主演 『武士の一分』を観た。 

   武士の一分と、人としての九十九分。
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このブログで計4回に渡って情報をお届けしていた映画、『武士の一分』を、

ついに観てきました。劇場は、大阪心斎橋のシネマート心斎橋。

公開直後の日曜とあって、梅田のブルク7は朝10時の時点で12時40分からの回が既に

50%の予約状態。コリャいかんと、シネマート心斎橋に電話確認してみると、丁寧な対応で

「お昼からなら十分席はございます」とのこと。キムタクファンの女の子達で

満席かと思いきや、以外や以外。で、早速行って参りました。

『地下鉄に乗って』でも紹介した小劇場『シネマート心斎橋』ですが、

これが結構良いのですよ。前売り券を渡すと16番目の入場とのこと。

先着自由席なのが、チョッとレトロで嬉しい。おまけに300円でポイント会員に入会

したので、ドリンクサービスもあり、何だか得した気分。

さて、肝心の映画だが、この『武士の一分』は山田洋次監督による藤沢周平3部作

『たそがれ清兵衛』『隠し剣・鬼の爪』に続く、最終の第三話だ。

主役の三村新之上に『木村拓哉」。その妻加世に映画初出演の『壇れい』が扮し、

全2作以上に新鮮な存在感を感じさせる。   ブログランキング

場所はお馴染み山形の海坂藩。下級武士の三村新之亟(木村拓哉)は、妻の加世と

つましく暮らしていた。父の代から仕える奉公人の徳兵(笹野高史)も家族同様に扱い、

笑いの絶えない三村家であった。

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藩のお毒見役(鬼役)の新之亟は、日々の勤めに馴染めず、早く隠居して町道場を開き、

身分を問わず子供達に自分なりの教え方で剣術を教えたいと、妻の加世に夢を語る。

しかし、ある事件がそんな夢も暮らしも、無残に打ち砕く事になる。

季節外れの赤貝の造りの毒にあたり、死線を彷徨った挙句に、失明してしまうのだ。

意識を取り戻した新之亟だが、自分の目が光を失ったことを知り、愕然とする。

武士として、誰かの世話にならねば生きてゆけぬことを恥じた新之亟は

潔く死のうとするが、「もし死ぬのでしたら、私も同じ刀で後を追います」と加世に

言われて思い直すが、これからの日々の暮らしを考えねばならなかった・・・。
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そんな時、上司で番役の島田藤弥(坂東三五郎)が、良しなに口利きをしようと

加世に近づくのだった。   人気blogランキングへ

夫の為とは言え、島田との不貞関係を新之亟に悟られそうになった加世は、自ら全てを

夫に告げるが、妻への痛憤と己の不甲斐なさへの怒りで、新之亟は加世を

離縁してしまう。

だが、藩への取り成しは島田がしたことではないと知り、新之亟は、武士の一分と

譲れぬ愛の為に、剣の使い手の島田との果し合いの場へ臨むのだったた・・・。

武士である前に、人としての新之亟の生き方が凛と清々しい。使用人の徳平との他愛ない

やり取りや、妻へのさり気ない愛情。大事に育てる番の文鳥など、彼の人となりを

感じさせるが故に、盲目となった新之亟の悲しさと悔しさが、切ないほど伝わってくる。

人としての九十九分があるからこそ、最後の一分が譲れないのだ。

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映画のほとんどはスタジオセットで撮られた映像であり、前二作と比べて、

庄内の雄大な自然が描かれていないことを少し残念に思ったが、三村家にフォーカスして

夫婦の絆、主従の絆をしっかり描くことで、山田監督は人としての九十九分を

伝えたかったのではないか。それによって、最後の一分が輝きを増し、

武士として、人として、そして妻を愛する夫として、譲れぬものを感じさせる

ことが出来たのではないか。何気ない日常を丹念に描く。それが今回の『山田監督』の

一分であったような気がする、達也であります。

この映画は、雨音、雷、鳥の声。襖の開く音や衣擦れなど、ささいな音や、暮らしの

細部への作り込みが見事に結実している。

また、庄内弁の下級武士・三村新之亟を演じた『木村拓哉』は、失明してからの後半が、

俄然良くなる。往年の市川雷蔵を髣髴とさせる妖気漂う表情を垣間見せることがあった。

妻の加世を演じた『壇れい』も、中々の掘り出し物。宝塚出身だけあって、

貧しくとも凛とした妻を健気に演じて好感が持てた。

もちろん、緒方拳や桃井かおりは言うに及ばすといったところ。

ラスト近くで、「だんな様、新しい飯炊き女を雇ってもいいでがんすか?」

の嬉しい結末を予感させる徳兵の言葉に、館内では嗚咽を堪えすすり泣く声・・・。

達也も他の皆さんも、涙腺の堤防が決壊寸前なのでした。

正に邦画界トップレベルのスタッフが結集した、見事な『時代劇の一分』が、ここにある。

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監督『岩井俊二』を考える。 

           岩井俊二とは、何者なのか。
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『フラガール』→『花とアリス』→『ニライカナイからの手紙』、そして

『リリイ・シュシュのすべて』。

『フラガール』に衝撃を受けて、ここ一連の蒼井優の映画を観てきたわけだが、

気になるのはこの4本の映画の中で、2本の監督を務めている『岩井俊二』の存在である。

岩井監督に関しては、93年のドラマ『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』が、

テレビ関係者の間で話題になっていた頃から知っていたのだか、やはり『Love Letter』

と言う映画の存在が大きいと思う。 人気blogランキングへ

この映画の成功が岩井監督の名をメディアに広め、達也も彼に注目するようになった。

この後の、96年『スワロウテイル』と98年の『四月物語』は、彼の作品の持つ

2つのベクトルを象徴しているように思える。前者は負の、後者はプラスの

ベクトルを持つが、どちらにも共通しているのは<強烈なイノセンス>だろう。

普通イノセンスとは無垢で非力なのだが、岩井俊二の<イノセンス>は、

ある時は凶暴である時には限りなく優しく包み込む。

彼の卓越した映像センスと、パートナーであった篠田撮影監督の生み出す

光と粒子のマジック。そして優れた音楽と他には無い脚本がそれを可能にしたのだ。

また、監督岩井俊二は、蒼井優を始め、市原隼人、伊藤歩、そして奥菜恵や浅野忠信を、

映画という世界からメディアに送り出した。 ブログランキング

彼らにミューズとしての洗礼を施した、バプテスマのヨハネとしての存在も際立っている。

その最も劇的な出会いが、『リリイ・シュシユのすべて』にあるように思える。

そして、その答えの輪郭を明確にしたくて、今週末『虹の女神』を観ようと決めた。

達也としては、蒼井優を銀幕に送り出したこの監督について、この際

一度じっくり考えてみようと思ったからなのです。

 ~ <監督『岩井俊二』を考える②>に続く・・・。

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TATSUYA正月映画を、斬る。 

   早くもお正月映画を大胆予想。

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 ↑日経エンターティメント12月号より

もー幾つ寝ると~お正月~♪ なんと今年も残すところ1ヶ月とチョビット。

いやぁ、光陰矢の如しでございます。

んで、早速気の早いことではありますが、お正月映画をズバッ! と、

大胆予測したいと思うのであります。

今回は、日経エンターティメント12月号の特集、『正月映画大勝負の行方』を

参考にお届けしたいと思います。日経エンタの表紙には、◎木村拓也、主演作

「武士の一分」で男を上げるか?◎渡辺謙、イーストウッド監督作でアカデミー候補再び?
の見出しが躍っております。 

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先ず、「武士の一分」ですが、3ページに渡って主演の木村拓也を取材

し、撮影現場で「心地よい緊張感」を感じたことなど、かなり細部に至るまで

採り上げている。そして、SMAPメンバーのこれまでの興行成績をチャート化し、

他のメンバーの主演作に対するキムタクの苦戦振りを分析(大きなお世話)している。

結論として本人稼動のプロモーションもあって、約20億が目標と締め括っている。

おっと、いいのか木村君。舐められてますやん。山田洋次監督+藤沢周平原作、

そして木村拓也主演と来れば、最低でもドーンと50億。草薙君の「日本沈没」と並ぶ

位はいきましょうよね!  人気blogランキングへ

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お次は謙さん。滞在のアメリカで本人を取材、これも3ページを割いて

ハリウッドの映画マネジメントと日本の差異や、アメリカでの生活をインタビュー。

クリント監督の硫黄島2部作がアカデミーにダブルノミネートされる可能性を

取り上げている。

こちらの興行はかなり楽観的余裕のある感を受ける。

うーん、日経エンタ的には、謙さんの「硫黄島からの手紙」がかなり優位で、

キムタクの「武士の一分」がかなりの苦戦と読んでいるのか・・・。

達也的には、両作品ともかなり検討すると読んでおります。時代劇の設定と

前2作の山田作品をベースに試算すべきではなく、Yahooやテレ朝など12社の

出資企業のバックアップも加味し、さらにキムタクの本気パワーも加えると、

香取君の「有頂天ホテル」の60億を越す大ヒットと予想したい。

また謙さんの『硫黄島からの手紙』はアカデミーノミネート当確。最低でも、

部門賞の1つは受賞。2部作併せて100億超えを期待したい。だって

内容がそれに伴っております。

これを期に、映画がさらにブレイクすることを達也は期待しております。

皆さん、前売りチケットの購入と映画デートのお誘いは、くれぐれもお早めに!

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『硫黄島からの手紙』と、5人の日本男児。 

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↑GQの12月号表紙を飾るクリント監督と、5人の日本男児。

公開初日に『父親達の星条旗』を観て以来、『硫黄島からの手紙』が待ちきれ無い

達也です。しかし、GQがやってくれました! 監督のクリントと5人の日本俳優陣の

インタビューを掲載しているのです。しかも、渡辺謙さんをの見開き2P始め、

伊原剛志、中村獅同、二宮和也、加瀬亮、の各人にそれぞれ1Pの

インタビュー記事を載せ、撮影時の想い出や、映画にかける思いを語っている。

是非一読頂いて、『硫黄島からの手紙』の予習としておきましょう。

中々面白い記事です。 人気blogランキングへ

我々が、一日でもこの島を護る意味があるんです。

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生き延びて再び祖国の地を踏む事無きものと思え。

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花子、この手紙は届くことが無いだろう・・・。
どの道全員死ぬんだ。そう言う筋書きなんだろ。

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若造! お前はアメリカ人にあったことがあるのか!
栗林の思惑など知ったことか! すり鉢山を奪還する!

 ↑ 5人の台詞が聞ける映画の公式サイトブログランキング

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木村拓哉主演、『武士の一分』情報、第三弾。 

    映画にも譲れないものがある。
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  ↑ 劇場でゲットした一分予告チラシ

今年は映画が大豊作。秋から年末にかけても、期待の新作映画が目白押しですが、

中でも達也が期待するのが『硫黄島からの手紙』と、この映画『武士の一分』。

このブログでも、過去に二度も採り上げましたが、先日シネマート心斎橋に

『地下鉄に乗って』を観に行った際に、

購入特典の一分タオル(水に浸すと1分でタオルになる)欲しさ(笑)

に前売りチケットを買ってしまいした。   人気blogランキングへ

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 ↑ 左が特典の一分タオル

しかし、コンビニのデイリー・ヤマザキでは、「一分コースター」付きのオリジナル特典

があるようです。良くご検討のうえ、購入頂きたい。

既に劇場での予告や公式サイトでご存知の方も多いかと思いますが、

主演の『木村拓哉』の演技が、結構良さ気なのです。   ブログランキング

「武士には、命にかけても守らなければならない一分がある・・・」の

ナレーション一つとっても、ドラマのキムタクとは違う、重みを感じます。

また、難易度の高い盲目の役を、かなり巧みに演じている様です。

『たそがれ清兵衛』『隠し剣・む鬼の爪』に続く山田洋次監督の時代劇

三部作の最後を飾る映画だけに、譲れないものがあります。

う~む、各々方、これは期待できますぞ!

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C・イーストウッドの『父親達の星条旗』を観てきた。 

双子の様な2つの映画。

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土曜日の午後、なんばTOHOシネマズで、クリント・イーストウッド

監督の『父親達の星条旗』を観て来た。

1時間前にシートを予約し、D列の中央に座って上映を待った。

今年の夏、朝日新聞の15段広告でクリントからの手紙と題されたメッセージ広告を

目にしてから3ヶ月。やっと劇場で見ることが出来たのである。

あの瞬間、映画が変わった・・・と、そう確かに感じた。 人気blogランキングへ

このところ、日本映画のファンドシステム導入や、渡辺謙の世界的活躍

など、スクリーンがホットになっている。そして、2度のアカデミーに

輝くクリントが、日米双方の視点で撮ると発表した斬新な映画がこの

硫黄島2部作の『父親達の星条旗』と『硫黄島からの手紙』である。

そんな新しい映画の潮流をお伝えしたくて立ち上げたのがこのブログ、

『TATSUYAのシネマコンプレックス』なのだから、感激もひとしおである。

さて、この映画『父親達の星条旗』ですが、今までのハリウッドの

戦争映画とは全く違う、非常に内省的なものに感じた。  ブログランキング

映画の戦闘シーンは記録フィルムの様なリアリティと、まるで自分が硫黄島に

いるかの様な迫力である。『プライベート・ライアン』など、迫力のある戦闘シーンを

見慣れているはずなのに、そのリアリティの濃度が違うのである。

日本軍のトーチから狙い撃ちされて次々と倒れる海兵隊員。

吹き飛ぶ頭部や千切れた腕を余すことなく捕らえるカメラ。

そしてフラッシュバックで、地獄の戦場とアメリカ本国で硫黄島の英雄を

戦争継続の為のプロモートに利用するシーンが交錯する。

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やがて上陸後の激戦を潜り抜けた『ヘンリー・ハンセン三等軍曹/ポール・ウォーカー』ら

6人が、星条旗を摺鉢山頂上に掲げる。しかし、その瞬間から、政治的な思惑の戦いが

始まることになる。ある提督の土産ものとして星条旗が降ろされ、

2時間後に第28海兵隊第2大隊の『マイケル・ストランク三等軍曹/バリー・ペッパー』、

『ハーラン・ブロック伍長/ベンジャミン・ウォーカー』、『レイニー・ギャグノン上等兵/

ジェシー・ブラッドフォード』、ピマ族インディアンの『アイラ・ヘイズ上等兵/

アダム・ビーチ』。そして『フランクリン・スースレイ上等兵/ジョセフ・クロス』と

『ジョン・ブラッドリー衛生兵/ライアン・フィリップ』の6人が再び星条旗を揚げ、

ニュース写真に納まる。

しかし、生きてアメリカに送還された3人の兵士は英雄としてプロパガンダに

従事させられ、戦場よりも深く傷つくことになるのだった・・・。 FC2 Blog Ranking

『父親達の星条旗』の上映後に、『硫黄島からの手紙』の予告映像が上映される。

その時に感じたのだが、この映画は日米で全く異なる受け入れられ方をするだろう。

おそらくアメリカでの評価は厳しく、日本では大いに評価されると達也は感じる。

戦いに勝ったはずのアメリカ。負けはしたが何かを得たはずの日本。

しかし、この映画を2本観るまでは、誰もそのことに気付かないのかも知れない・・・。

もう一つの硫黄島は、12月9日を待たなければならない。

ともあれ、クリント・イーストウッド監督の勇気に、拍手。

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