木村拓哉主演 『武士の一分』を観た。
武士の一分と、人としての九十九分。
このブログで計4回に渡って情報をお届けしていた映画、『武士の一分』を、
ついに観てきました。劇場は、大阪心斎橋のシネマート心斎橋。
公開直後の日曜とあって、梅田のブルク7は朝10時の時点で12時40分からの回が既に
50%の予約状態。コリャいかんと、シネマート心斎橋に電話確認してみると、丁寧な対応で
「お昼からなら十分席はございます」とのこと。キムタクファンの女の子達で
満席かと思いきや、以外や以外。で、早速行って参りました。
『地下鉄に乗って』でも紹介した小劇場『シネマート心斎橋』ですが、
これが結構良いのですよ。前売り券を渡すと16番目の入場とのこと。
先着自由席なのが、チョッとレトロで嬉しい。おまけに300円でポイント会員に入会
したので、ドリンクサービスもあり、何だか得した気分。
さて、肝心の映画だが、この『武士の一分』は山田洋次監督による藤沢周平3部作
『たそがれ清兵衛』『隠し剣・鬼の爪』に続く、最終の第三話だ。
主役の三村新之上に『木村拓哉」。その妻加世に映画初出演の『壇れい』が扮し、
全2作以上に新鮮な存在感を感じさせる。 ブログランキング
場所はお馴染み山形の海坂藩。下級武士の三村新之亟(木村拓哉)は、妻の加世と
つましく暮らしていた。父の代から仕える奉公人の徳兵(笹野高史)も家族同様に扱い、
笑いの絶えない三村家であった。
藩のお毒見役(鬼役)の新之亟は、日々の勤めに馴染めず、早く隠居して町道場を開き、
身分を問わず子供達に自分なりの教え方で剣術を教えたいと、妻の加世に夢を語る。
しかし、ある事件がそんな夢も暮らしも、無残に打ち砕く事になる。
季節外れの赤貝の造りの毒にあたり、死線を彷徨った挙句に、失明してしまうのだ。
意識を取り戻した新之亟だが、自分の目が光を失ったことを知り、愕然とする。
武士として、誰かの世話にならねば生きてゆけぬことを恥じた新之亟は
潔く死のうとするが、「もし死ぬのでしたら、私も同じ刀で後を追います」と加世に
言われて思い直すが、これからの日々の暮らしを考えねばならなかった・・・。
そんな時、上司で番役の島田藤弥(坂東三五郎)が、良しなに口利きをしようと
加世に近づくのだった。 人気blogランキングへ
夫の為とは言え、島田との不貞関係を新之亟に悟られそうになった加世は、自ら全てを
夫に告げるが、妻への痛憤と己の不甲斐なさへの怒りで、新之亟は加世を
離縁してしまう。
だが、藩への取り成しは島田がしたことではないと知り、新之亟は、武士の一分と
譲れぬ愛の為に、剣の使い手の島田との果し合いの場へ臨むのだったた・・・。
武士である前に、人としての新之亟の生き方が凛と清々しい。使用人の徳平との他愛ない
やり取りや、妻へのさり気ない愛情。大事に育てる番の文鳥など、彼の人となりを
感じさせるが故に、盲目となった新之亟の悲しさと悔しさが、切ないほど伝わってくる。
人としての九十九分があるからこそ、最後の一分が譲れないのだ。
映画のほとんどはスタジオセットで撮られた映像であり、前二作と比べて、
庄内の雄大な自然が描かれていないことを少し残念に思ったが、三村家にフォーカスして
夫婦の絆、主従の絆をしっかり描くことで、山田監督は人としての九十九分を
伝えたかったのではないか。それによって、最後の一分が輝きを増し、
武士として、人として、そして妻を愛する夫として、譲れぬものを感じさせる
ことが出来たのではないか。何気ない日常を丹念に描く。それが今回の『山田監督』の
一分であったような気がする、達也であります。
この映画は、雨音、雷、鳥の声。襖の開く音や衣擦れなど、ささいな音や、暮らしの
細部への作り込みが見事に結実している。
また、庄内弁の下級武士・三村新之亟を演じた『木村拓哉』は、失明してからの後半が、
俄然良くなる。往年の市川雷蔵を髣髴とさせる妖気漂う表情を垣間見せることがあった。
妻の加世を演じた『壇れい』も、中々の掘り出し物。宝塚出身だけあって、
貧しくとも凛とした妻を健気に演じて好感が持てた。
もちろん、緒方拳や桃井かおりは言うに及ばすといったところ。
ラスト近くで、「だんな様、新しい飯炊き女を雇ってもいいでがんすか?」
の嬉しい結末を予感させる徳兵の言葉に、館内では嗚咽を堪えすすり泣く声・・・。
達也も他の皆さんも、涙腺の堤防が決壊寸前なのでした。
正に邦画界トップレベルのスタッフが結集した、見事な『時代劇の一分』が、ここにある。
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- [2006/12/05 15:44]
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Comments
おはようございます
おもしろそうだなぁ。
ここを読んでさらに・・・
また遊びにきますね~。
TBありがとうございました
こんにちは♪
山田監督の三部作を見続けているの者とすれば、やはり今までどおり庄内の自然や四季が描かれなかったのが寂しく感じました。
それは木村君のスケジュールのこともあったでしょうが、盲目の彼の行動範囲の狭さということもあったのでしょうね。
三村家のシーンが多かったので、ホタルや蝶、庭の木などで四季を表していましたね~。
オススメします。
YAN-Cさん、ようこそ。
『武士の一分』いい映画です。
後半の「だんな様、新しい飯炊き女を
雇ってもいいでがんすか?」の徳兵の
言葉に、皆さん涙腺の堤防が決壊寸前
でした。
是非ごらんになって、感想をお聞かせくださいな。
ミチ さん、ようこそ。
ミチさん、いらっしゃい。
いい映画だけに、リクエストも
贅沢になっちゃいます。
盲目となった新之亟が、故郷の
美しい景色を想って佇む。
『加世、山も、川も、変わりないかの・・・』と聞くと、
『旦那様、はいおんなじでがんす』
『そうか、俺の心の中のお前と同じだの』
とつぶやく新之亟。なんて、
勝手なこと考えてみたりして・・・。
でも、ミチ さんホンといい映画でした。
木村ファンです。
TATSUYAさん
TB・コメントありがとうございます。
木村君ファンなので、見ていてものすごい緊張しました(苦笑)色々な方の感想を読んで、あぁ~なるほどな~そういう見方もあるんだ。。。と毎日感激しています。TATSUYAさんの感想もとっても素敵で嬉しいです。注文のある部分は、私も感じたところです。
今でも、離縁のシーンを思い出し、切なくなります。
アンナさん、自慢しましょう。
アンナさん、ようこそ。
『武士の一分』。この映画で、
木村拓哉は、大きく華開きました。
日本の男を演じられる役者が少ない
邦画界にあって、稀有な存在と言えます。
達也もこの映画と、木村君には
期待していましたので、非常に満足です。
せっかちですが、
早くも次回作を期待しております。
こんにちは^^
達也さん、こんにちは!
TBとコメントありがとうございました^^
一瞬TSUTAYA?を連想してしまいつつも、とても印象に残るお名前です☆
大阪には、素敵な映画館が有るんですね、羨ましいです~。
この映画、私も面白く見ました。
PS ピングー私も好きです
ごっちゃんです。
latifa さん、ようこそ。
TATSUYA(浜村達也も)は、
ハンドルネームです。
ピングーは、愛いヤツです。
何匹か家におります。
顔が似てるとも言われます。とほほ・・・。
いつでも遊びに来てくださいな。
初めまして
TBありがとうございました☆
何度も堤防が決壊してしまいましたw
山田監督が丁寧に描く何気ない日常には、いつも感心してしまいます。
素晴らしい日本映画でしたね!
kenkoさん、うるるんです。
kenko さん、いらっしゃい。
堤防の決壊タイミングは、
ほぼ同時期と言ってよいです。
関西人の場合、徳平の『旦那様、新しい飯炊き女を、
雇ってもいいでがんすか』あたりです。
流石山田監督、ツボを心得ておりますね。
実に良い映画でした。
こんばんはケントです。TBありがとう。こちらもTBお邪魔します。
キムタクはなかなか良かったですね。彼の時代劇はなかなかのものだと思いました。それから出演者がクセモノ・達人揃いで恐れ入りましたね。
あの文鳥のポスターの意味も分かりましたよ。
こんばんは
何気ない描写には感心すること多し。
そして私は何より映像美と音の表現には魅せられました。
物を語るのに過剰なものはいりませんね。それをうまく演じても作り手も心得ているのだと思います。そこが一分でしょうか・・・
こんばんは♪
TB、コメントありがとうございました☆
あまり期待しないで観に行きましたが、木村くんの演技にはびっくりしました。結構良い評価をされてる方が多いですね。
今後にも期待したいです。
ラストの飯炊き女~のシーンは良かったですね。うるっときました。
さすが山田監督。といった出来でした。
おっしゃるように日常の細部の描写が良かったですね。
TBありがとうございました。
こんばんは♪
コメントありがとうございました!
この映画の良さが判らなかったのですが木村拓哉はなかなか良かったのでは?!と思いました(^^;
わかっていても。
TATSUYAさん、こんばんは♪
TBとコメントをありがとうございます。
ラストの「新しい飯炊き女を雇っても…」
わかっていても、涙が出ました。
その他の泣かせどころなのですが、「うるっ」と来そうになると、隣の席の女性がハンカチを出してグスグス。
…先を越されて涙が引っ込んじゃいました(笑)
TBどうもでした!
壇れいさんは、きれいな方でしたね~よく見つけてきたなと思いました。
庄内ロケはなかったですが、3人揃い踏みの完成試写会では、すごかったみたいです・・・
ケントさん、ようこそ!
ケントさん、いらっしゃい。
文鳥のポスター、素敵でしたね。
この映画の一連のグラフィックデザインの
アートは、とっても良い感じです。
パンフレットもチョッと高めの800円
でしたが、非常に満足できるものでした。
charlotteさん同感です。
charlotteさん、ようこそ。
この映画は、非常にバランスが良く、
適度・適切・分別、といったものを
強く感じました。
無駄を廃し、必要十分な節度をわきまえた感じです。
過剰なのは、作り手の情熱だけ。
それ以外は、シンプルにして切れ味の良い
秀作としてまとまっていました。
ゆかりんさん、Well come !
ゆかりんさん、ようこそ。
う~む、いかん。
徳平の言葉を思い出すと、
いまだに涙腺がやばい・・・。
山田監督、日本人の泣かせるツボを
熟知しております。
ホンと良い映画でしたね。
とりこぷてらさん、ようこそ!
とりこぷてらさん、ようこそ。
一分を際立たせる為の、心憎い演出の数々。
これぞプロの仕業です。
これで藤沢周平シリーズはホンとに
終わってしまうのでしょうか・・・。
もったいない気がします。
こべにさん、いらっしゃい。
こべにさん、いらっしゃいませ。
『武士の一分』のよさは、
日本人の本来持っているであろう
美意識を強く刺激するものです。
何気ない日常を大切に、丁寧に
描いていて、好感が持てました。
あむろさん、なるほど!
あむろさん、いらっしゃい。
達也の場合、左右周りが飽いていたので、
じっくり堪能できました。
DVDが出たら、じっくりと家で堪能しましょうよ。
メイキングとかあれば、
買ってもいいかも?
カオリさん、行かれたのですね。
カオリさん、完成試写会へ行かれたのですね。
うわっ、うらやまC。
生キムタクや檀れいさんを見たなんて、
そりゃ目の保養に良さそうです。
この映画全体的に、東高・西低のようですねー。
おはようございます!
TBありがとうございました(^^)
この映画の特番を先日TVで観ましたが、徳平役の笹野高史さんが撮影以外、普段も木村拓哉さんのことを「だんな様」って徹底して呼んでいたことが、なんだか凄いなと思いました
!「木村さんだと失礼」とか仰っていて・・・。
映画のほうは、木村さんの目が、印象的でした・・・(涙)
原作も良かったです!
ありがとうございました
この映画が作られると初めて聞いたとき、「お!キムタクが山形にくるぞ!」などと思ったのですが、それはやはり無理なことでしたね。
試写の時のサプライズはありましたが。
今回は、原作の持つ下級武士の悲哀ではなく、片翼となった人間の悲哀のようなものを描いたんだなあ、と感じました。
庄内をメジャーにしてくれた山田洋次監督にもっけでがんす、です。
bristol さん、ようこそ!
空さん、オハヨウです。
TVの特番、達也も観ました。
笹野高史さん、サービス精神旺盛で
楽しい人でしたね。
先週『パッチギ!』も観たのですが、
笹野高史さんの演技が光っていました。
キムタクの剣術のセンスには、ビックリ。圧倒されました。
nichika さん、うぉーでがんす!
nichika さん、山形では今でも「がんす」を
使うのでしょうか。
もし使っていたら、素敵です。
ゼヒ生がんすを聴きたいです。
山田監督と木村拓哉+檀れいの3人で、
そちらのPRイベントに参加してたようですが・・・、
違ってたらゴメンなさい。
シンプルでストレート
三村はちょっと意外なキャラクターではありましたが、やっぱりキムタク、華もオーラもあってよかったです。
ラストはうーん、原作通りの方が泣けたかも。
勿論周囲は号泣でしたが、ちょっと乗り遅れてしまいました。
えっ? 違うんですか。
駒吉さん、ようこそ。
えっ、エンディング原作と違うんですか。
早速チェックしときます。
でも、映画のラストも素敵でしたよ。
もう一度観たくなってきました。
こんばんわ。TB&コメントありがとうございます!
木村拓哉の剣裁き、妻と光をなくした最悪の情況をうまく演じきってましたね。妻役の壇れいさんも良かった。理想の女性像ですよね。こんな奥さんがいたらもう何もいりません。
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いよいよですね。(硫黄島からの手紙)
TATSUYAさん、こんばんは。
私は、原作の「盲目剣谺(こだま)返し」を読んでいます。
映画は、明日、行って来ます。
TATSUYAさんは、やはり既にご覧になったのですね。
「硫黄島からの手紙」もいよいよですね。
これは明後日観て来ます。
双方とも、また感想を書かせて頂く予定ですので、また、宜しくお願い致します。
達也もです。
あっしゅさん、ようこそ。
>こんな奥さんがいたらもう何もいりません。
まったく同感です。達也は欲張りなので、
出来れば徳平も一緒に欲しいです(笑い)
キムタクの腰を落とした構え、実にキマってました。
ホンと、次回作に期待します。
ほたるさん、行きましょう。
ほたるさん、ようこそ。
映画を観られたら、乗馬をされるほたるさんは、
ますますバロン西が好きになるかも。
あんなに優しくてリベラルな
日本人達がいたのに止められなかった
あの戦争。
今、本当に考える時かも・・・。
クリントの勇気に、感謝せねば。
こんばんは
達也さん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
この映画、ほとんどセットだったんですね。
そういえば「たそがれ」のような屋外シーンは少なかったですね。
その代わり「音」はこだわっていたような気がしました。
小鳥の鳴き声とか風の音とか・・・。
盲目の剣士となる新之丞の感じる世界を表現しようとしたのでしょうね。
はらやん さん、ようこそ!
はらやんさん、いらっしゃい。
おっしゃる通りで、美術や音の細部への作り込みが見事です。
ディティールに映画の神が宿るようなプロの仕事でした。
パンフを忘れずに買ったのですが、
やはり細部にコダワッタ素晴らしい
パンフでした。
市川雷蔵
こんばんは。さっそくのTBありがとうございました。
確かにキムタクの、特に後半の荒んで行くあたりの雰囲気は市川雷蔵を髣髴とさせてましたね。
そんなこんなでかなり強引ですが(笑)私のブログで雷蔵作品との類似性について書いてみました。
こういう見方もまた楽しいですよ。
Keiさん、素晴らしい!!
Keiさん、ブログ拝見しました。
いや実に素晴らしいレビューです。
達也はそんなに深い相似性まで知ったり見抜いていた分けではありませんが、
自分が感じたことの奥に、Keiさんが書かれている背景があったと思うと、
感慨無量です。
山田監督が何処まで意識したかは、本人のみぞ知るですが、
『武士の一分』のパンフレットを読み直していて、
映画評論家の「吉村英夫」氏が
監督の意図したことについて書かれいました。
非常に感じるところがありましたので、レビューしてみたいと思います。
これも偶然から必然への、不思議なものを
感じます。
こんばんわ☆
コメント&TBありがとうございました。
これほど日常にクローズアップしながら、人間の生き方や愛情をシンプルに描いたのが功を奏して、素敵な作品に仕上がっていましたね。
木村拓哉の、あの視線の演技は鳥肌が立つほどに絶妙でした。
人としての譲れない一分というものを突き抜けたような静謐さで持って現し、思わず感涙してしまいました♪
早坂ひとみちゃんって知ってる?
かわいい動画を集めてみました。
感想待ってますww
http://bigsio.jp/~452/
orangeさん、ようこそ。
orangeさん、いらっしゃいませ。
もう一度『武士の一分』観たいものです。
最近は、山田監督のメッセージが気になっています。
一分を果たした後の三村新之亟に、徳平が、止めを刺しますか?と訊ねたとき、「いやもういい」と言って殺さなかった。
ここに、原作との差異があり、仇討ちの連鎖を断ち切る
監督の思いが込められている事を
感じました。
こんばんは!
TB&コメ、ありがとうございました!
キムタクも、良かったんですケド、ストーリーがねぇ、、、
あたしが見た時は、泣く人はいなくて、小さな笑い声が多かったです。
しかしあの夫婦、痛すぎる、、、
猫姫様あ~。
猫姫様、いらっしゃいまし。
そっかぁ、あの夫婦は痛いですか・・・。
達也的には、結構うるっときたのですが・・・。
まぁ、加世の選択には???
な点も多いのですが。
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「武士の一分」レビュー
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武士の一分(いちぶん)2006年12月1日 全国公開公式サイト: http://www.ichibun.jp/ユナイテッド・シネマとしまえん スクリーン3 D-232006年12月1日(水)11時30分の回ゴウ先生総合評価: C 画質(ビスタ): B 音質(SRD): A-
武士の一分
2006年 日本 2006年12月公開 評価:★★★★☆ 監督:山田洋次 原作:
【劇場鑑賞134】武士の一分
『ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必死すなわち生くるなり。』人には命をかけても守らねばならない一分がある。
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武士の一分
監督 山田洋次 出演 木村拓哉、檀れい、笹野高史 ほか 「たそがれ清兵衛」 「隠
木村拓哉(きむら たくや)
木村拓哉(きむら たくや)アイドルグループSMAPのメンバー[プロフィール]生年月日:1972年11月13日出身地:千葉県千葉市血液型:O型。身長 : 176cm 体重 : 58kg 趣味 : 釣り、写真、サーフィン、スノ
武士の一分-海坂藩のロケ地旅物語
山田洋次監督が描く時代劇三部作の舞台となる海坂藩(うなさかはん)は。。。...
武士の一分-(映画:2007年1本目)-
監督:山田洋次出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍、緒形拳、桃井かおり、坂東三津五郎評価:77点公式サイト(ネタバレあります)「木村拓哉」はいつまでたっても「木村拓哉」であって、どこで何をしていても「木村拓哉」なんだよ....
武士の一分 07019
武士の一分2006年 山田洋次 監督 藤沢周平 原作木村拓哉 檀れい 笹野高史 小林稔侍 緒方拳 桃井かおり 板東三津五郎キムタクって、童顔すぎるよねぇ、、、山田監督の、時代劇三部作最終章。 なんだケド、微妙だなぁ、、、ま、勝手に、もっと....
『武士の一分』
命をかけて、守りたい愛がある。 ■監督・脚本 山田洋次■原作 藤沢周平(「盲目剣谺(こだま)返し」文藝春秋刊【隠し剣秋風抄】所収) ■脚本 山本一郎・平松恵美子■キャスト 木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍、緒形拳、桃井かおり、坂東三津五郎、大
≪武士の一分≫
武士の一分 ¥2,780 Amazon.co.jp (WOWOW@2007/11/17) 製作年度2006年 製作国日本 上映時間121分 監督山田洋次 出演木村拓哉(三村新之丞)、檀れい(三村加世)、笹野高史(徳平)、岡本信人(波多野東吾)、左時枝(滝川つね)、綾田俊樹(滝川...
武士の一分&医龍2
医龍2は鬼頭チームの心臓移植が出来ず朝田チームの心臓移植がOKも 患者は生体肝移植の手術中で心臓の移植は不可能も次のチャンス厳しく 朝田が医師免許の剥奪を覚悟で生体肝&心臓を同時移植の手術を決行も 伊集院の乗った救急車は事故に遭遇して心臓4時間に間に合...
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